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「飲酒運転者、故意ならば殺人罪として処罰」警察庁長

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
姜熙洛(カン・ヒラク)警察庁長は13日、飲酒運転者の車にひかれたキム・ジフン警察官(21)が重傷を負った事件について「事故が運転者の故意によるものと認められる場合、殺人または重傷害罪の疑いで積極的に取り調べる予定」と述べた。

姜庁長はまた「取り締まりに乗り出す警察官の安全のための対策を講じる考えだ」とした。キム警察官は昨年12月11日、酒気帯び運転を取り締まり中、泥酔の状態で運転中だった男の車にひかれ重傷を負った。脳損傷で手術を受け、現在、ソウル三星(サムスン)医療院の集中治療室に入院中だ。

姜庁長は「21歳の、息子のようなキム警察官が事故に遭い、痛ましい」とした。姜庁長は▽飲酒取り締まりを行う現場の地形や危険な要素を事前に把握する▽安全な勤務の場所を確保する▽LED(発光ダイオード)を活用した安全装備の普及する--ことなどを指示した。


警察庁は、これを受け▽酒気帯び運転による事故が頻発する地域は事前にパトロールする▽地域の警察や交通機動隊の協力を通じて最大の人員を確保した後、合同取り締まりを展開する--という方針を決めた。警察に負傷を負わせた運転手に対しては処罰を強化する。忠清南道(チュンチョンナムド)地方警察庁の趙吉衡(チョ・ギルヒョン)庁長もこの日「取り締まりを行う警察の勤務方法を全的に再検討したい」と述べた。

政界も関連の立法を急いでいる。与党ハンナラ党の朴俊宣(パク・ジュンソン)議員は「キム警察官の事件で、酒気帯び運転の危険性がもう一度浮上した」とした後「常習的に酒気帯び運転をする人は、必ず酒気帯び運転防止装置が設けられた車のみ運転できるよう道路交通法を見直す考えだ」と話した。

カナダなどでは、酒気帯び運転が3回以上摘発された常習的な酒気帯び運転者に対しては、車に設けられた装置で飲酒測定を済ませなければ運転ができなくなっている。

昨年11月に発議したこの改正案は、現在、国会・行政安全委員会に係留中だ。



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