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「プレート衝突で大地震がくる」…米国学者の警告が現実に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
12日(現地時間)ハイチの首都ポルトープランスを焦土化させた地震は、北アメリカプレートとカリブプレートが衝突して発生したものだと、CNNが報じた。

ハイチは2つのプレートがぶつかるエンリキロ-プランテインガーデン断層系の上に位置する。科学者は数年間、「この断層上で大地震が発生するおそれがある」と警告してきた。

テキサス大地球物理学研究所のポール・マン首席研究員は04年、地球物理学会誌にハイチとドミニカで大地震が発生するおそれがあるという研究結果を載せた。マン氏は08年3月、ドミニカの首都サントドミンゴで開かれたカリブ海地質学コンファレンスでも、こうした警告を込めた論文を発表した。


マン氏は「こうした地震活動は数百年間潜伏して発生するため予測するのが難しい」と述べた。エンリキロ-プランテインガーデン断層系は、米カリフォルニア州で地震を誘発するサンアンドレアス断層系と構造と性格が似ている。隣接するプレートがぶつかり合っているからだ。

マイケル・ブレンフェイド米地質調査局(USGS)研究員は「北アメリカプレートとカリブプレートはお互い強く押し合いながらひずみがたまり、それがハイチとドミニカの島々に地震を起こす」と説明した。

両プレートは1984年にマグニチュード(M)6.7の地震を誘発し、これによって数百人の死傷者が発生した。1946年にはドミニカにM8.1の地震が起き、1790人の死者と2万人以上の被災者が発生した。米ウッズホール海洋学研究所のジアン・リン研究員は「これらの地域は世界で地震活動が非常に活発なところ」と述べた。

中南米地域ではその間、大規模な地震が相次いで発生してきた。北アメリカプレートとカリブプレート以外に太平洋プレートも衝突するからだ。85年にメキシコシティを襲ったM8.1の地震は1万人以上の命を奪った。76年2月にグアテマラで発生したM7.5の地震は2万3000人以上の死者を出した。86年10月にはエルサルバドル、91年4月にはコスタリカ・パナマでもM7.0以上の地震が発生し、約1万人の犠牲者を出した。



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