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三星の「オムニア2」、iPhoneに追いついた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



昨年11月末にKTを通じて韓国で発売された「iPhone」は、待ち焦がれていた韓国内のマニアからの声援により爆発的な人気を得た。しかし12月末からは勢いが衰え始め、「オムニア2」が浮上している。今年に入ってからは開通実績で「オムニア2」が「iPhone」を上回った。携帯電話キャリアとスマートフォンメーカーの集計を総合すると、「オムニア2」は昨年12月末から1日平均6000台以上が開通し、スマートフォンの強者となっている。これに対し「iPhone」は先月には一時1日1万7000個ずつが開通したが、今年に入ってからは4000台前後に減った。三星(サムスン)電子関係者は、「顧客らが両製品を本格的に比較しており、国内消費者の趣向にもっと気を遣った『オムニア2』が力を発揮しているようだ」と話す。

これを反映し三星電子が昨年10月末からSKテレコムを通じて販売している「T*オムニア2」は国内で流通するスマートフォンとしては初めて30万台の販売を突破した。「T*オムニア2」は一般の携帯電話の使用法とメニュー画面をほぼそのままにし、初歩者でも比較的簡単に使えるように作った。さらに「T*オムニア2」と同一機種の「SHOWオムニア」(KT用)と「OZオムニア」(LGテレコム用)が昨年12月から投入され、「オムニア2」の販売に追い風となるムードが作られた。


韓国の看板企業の三星電子の強大なマーケティングが加勢したのはもちろんだ。同社は「オムニア2」の長所として、▼速いアフターサービス▼交換型バッテリー▼DMB▼無料音楽サービスなど14種類のメリットを集中的にアピールした。これらのなかには「iPhone」の対応が不十分なものが含まれている。

KT関係者は、「『iPhone』が発売1カ月で20万台を国内で販売し、『オムニア2』の人気をすでに上回っているとアップルは自己評価しているようだ」と話している。KTによると「iPhone」は11月末の発売から今月10日までで24万台が開通した。





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