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10年前まで韓国料理店の利用者は主に在日同胞や韓国人駐在員だった。韓国旅行または出張に行く人の中にたまに「キムチとプルコギが好き」という人がいるほどだった。
こうした韓国料理に対する認識を変えた決定的な契機は韓流ブームと2002年韓日ワールドカップ(W杯)だ。韓国の経済成長も大きな要因になった。「冬のソナタ」など韓国ドラマが日本人主婦を引きつけ、韓日W杯と05年韓日友情年を通して両国間の交流は開花期を迎えた。
昨年1年間に韓国を訪れた日本人は過去初めて300万人を超え、305万人を記録した。日本を訪問した韓国人も約170万人にのぼる。
韓国語ブームも相当なものだ。日本文部科学省が推測している日本全国の韓国語学習人口は約200万人。韓国に対する認識の変化は、昨年の内閣府のアンケート調査でもよく表れている。「韓国に親しみを感じている」と答えた比率は63.1%で、1978年に調査を開始して以来、最高値となった。
今年は韓日併合100年を迎えて、両国間の学術交流も活発になる見込みだ。韓国国際交流財団は5月、東京大学に韓国学研究の求心点となる韓国研究センターを設立する。
08年には大学教授や学者・弁護士を中心に日本の市民が参加した「韓国併合100年市民ネットワーク」が発足した。この団体の事務次長を務める厳敞俊(オム・チャンジュン)立命館大学教授は「日本人が自ら誤った歴史認識を正そうと組織した団体という点で大きな意味がある」と説明した。
日本人6割「韓国に親しみを感じる」(1)
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