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「コピーはするな、しては負けだ」韓日次世代産業競争(3)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本「考えるロボット」開発中

韓国は2008年、李明博(イ・ミョンバク)政府の発足とともに過去の新成長動力推進計画を全面改編した。昨年5月、今後の5年間3大分野の新成長動力に24兆5000億ウォンの財政を投入する「新しい成長動力総合推進計画」を定めた。

3大分野は▽グリーン技術産業▽先端融合産業▽高付加サービス産業だ。


このような計画は政権交代で発足した鳩山由紀夫内閣が温めている「新成長戦略」とも一部重なるものと予想される。日本の新計画が内需中心的ではあるが、環境・エネルギー分野は韓国のグリーン技術産業分野と似た形だ。日本政府は具体的な成長戦略推進日程と内容を今年の6月まで定めて発表する予定だ。

日本の日経ビジネス1月4日付カバーストーリーは「2015年日本を救う夢の技術」を紹介した。「グリーン成長」を追い求めるという点では韓国と通じるが、雲をつかむ青写真ではなく、非常に具体的だ。1400兆円に達する個人金融資産も強い背景になっている。韓国のお金では京を超える天文学的金額だ。このうちの一部だけ先端技術分野に流れても十分な研究開発資金を確保することができるという計算だ。

日経が注目した第一技術はヒューマノイド(人間型ロボット)だ。日本のホンダは2001年、世界初、2本の足で歩くヒューマノイド「アシモ」を発表した。以後、運動能力が大きく向上し、現在は時速6キロまで歩行が可能だ。

人で言えば、肉と骨は揃ったので、これからは学習能力をもつことが課題だ。ホンダ技術研究所は「アシモが自分の経験を記憶し、自らプログラムを生成することも可能になる」と説明した。いったん、1つでも成功したらプログラムを複製し、似ているロボットを大量生産することができる。ロボット技術の発展速度によっては、マンガの主人公であるアトムが現実に登場する日が来るかもしれない。

2番目はバイオエネルギーだ。これが実用化されれば油の代わりに水で進む自動車ができる可能性もある。水素燃料電池を活用、水から水素を分解する過程で電気エネルギーが生ずるからだ。現在はレアメタルである白金(プラチニウム)を触媒として使っているが、これを安い自然酵素に変える点がカギだ。ソニー先端素材研究所は、人が飲むコーラを電気エネルギーに変える音楽プレーヤーも発表した。通信会社NTTドコモは、靴に発電機を設置して、人が歩きながら携帯電話のバッテリーを充電させる技術を開発した。現在は3時間歩けば携帯電話1台を完全充電するほど電気エネルギーを得ることができるという。

これ以外に▽太陽光発電と電気自動車を活用したスマートグリッド▽植物工場(工場式農業)--も次世代有望技術として注目した。



→(4)果敢な投資、海外人材も活用

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