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大雪で野菜類が大幅値上がり

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
4日に中部地方に降った100年ぶりの大雪は経済にも少なからず影響を及ぼした。一部の野菜類卸売価格が大きく値上がりし、外出が困難になったことで飲食店の客が減った。一方、インターネットショッピングの利用客は増えた。

ソウル農水産物公社によると、5日、江西(カンソ)卸売市場でサンチュ1箱(4キロ)の平均競売価格は4万5000ウォン(約3700円)となった。大雪の影響を受けなかった前日(2万7358ウォン)に比べ64.5%も上がった。1年前(1万9733ウォン)に比べると2.3倍にもなった。ほうれん草(500グラム)は1819ウォンと、4日に比べて14%値上がりした。

しかしすべての野菜が値上がりしたわけではない。大雪を避けた南部地方で主に生産される白菜・大根と保存分が供給される玉ネギは価格変動がほとんどなかった。サンチュのように新鮮度が重要でソウル近郊で栽培・供給される、いわゆる‘近郊野菜類’が大雪で収穫作業ができず、大きく値上がりした。


ソウル農水産物公社のイム・チャンス流通情報チーム課長は「近郊野菜類は卸売価格が上昇したことで、すぐにも小売価格に反映されるだろう。しかし寒波が続けば野菜の消費が減る傾向にあるので、価格はすぐに落ち着くと予想される」と述べた。

大雪のおかげで販売が増えた製品もある。防寒・除雪用品がその代表だ。現代(ヒョンデ)百貨店は4日、全店舗での手袋・スカーフ・ソックスの売り上げが前年に比べて12.4%増えた、と明らかにした。特に手袋の場合、除雪作業のために店舗近隣の商店街・ガソリンスタンドなどが団体で購入するケースが多かった。ソウル胛鴎亭洞(アプクジョンドン)本店では4日午後2時ごろ、手袋が品切れになった。

ソックスは30-40代の会社員の購買が多かった。現代百貨店販売企画チームのユ・チャンフン課長は「出退勤で濡れたソックスを履き替えるために購入しているようだ」と話した。

20万ウォン(約1万6000円)以上の比較的高価なブーツも人気だった。足首の上まで温かいうえ、雪道を歩きやすいという長所ため、普段より50%以上も売り上げが伸びた。

インターネットショッピングモールとテレビホームショッピングも大雪と寒波のおかげで販売が増えた。雪のために外出せず、家でオンライン注文をする人が増えたからだ。現代Hモールは昨年の1月4日に比べて今年は売上高が54%増え、GSホームショッピングも30%増となった。

特に車の安全用製品(チェーンなど)がよく売れた。現代ホームショッピングのマーケティングチーム長は「注文商品の配送遅延を最小限に抑えるため担当チームを設置している」と述べた。



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