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記録的な大雪、酷寒…。今年の冬、世界各地で気象異変が起きている。最近の気象異変を見ると、本当に地球温暖化は正しいのかという疑問を抱く。寒波と大雪が長く続き、地球が温暖化していることを全く実感できないからだ。
韓半島では今年の冬、05年以来最も強烈な‘冬将軍’が猛威を振るっている。特にソウルには4日の一日間に25.8センチの‘雪爆弾’が降った。100年ぶりのことだ。
中国・北京にも3日、59年ぶりの大雪が降り、33センチも積もった。米国も強風と寒波に襲われ、ミネソタ州インターナショナルフォールズ市は3日午前(現地時間)、氷点下37度を記録した。30年ぶりの酷寒だ。昨年12月からヨーロッパも50-60センチの大雪と寒波に見舞われた。
気象専門家らは当初、「赤道付近の東太平洋に海水の温度を高めるエルニーニョが残っているため今年の冬は寒くない」と予想した。しかし冬になって地球の北半球は凍りついている。最近、世界の気象を見れば地球温暖化と反対に向かっている感じがする。
今年の冬の寒波と大雪について気象庁のチョン・ジュンソク課長は「今年の冬の寒波は極地方を中心に回るジェット気流が弱まったため」と説明する。ジェット気流は地表11キロの上空で西から東に強く流れる気流。極地方の冷たい空気の塊りを包んで回っていたジェット気流が南に押し出され、寒気が南下する形になっているということだ。ここにエルニーニョの影響で南側の温かい空気が入り込み、大雪になったという説明だ。
国立気象研究所のクォン・ウォンテ博士は「世界的な寒波・大雪は今年だけの一時的な現象。これを温暖化傾向に逆行するものとは考えにくい」と話した。一つの季節の気象現象だけを見て大きな気候の流れに変化があると解釈するには無理がある、ということだ。
専門家らは最近の大雪も地球温暖化理論で説明できると主張する。釜山(プサン)大のハ・キョンジャ教授(地球環境システム学部)は「気温が上がれば蒸発が起き、空気中に水蒸気が増えれば、短い時間の暴雨・大雪として現れる」と述べた。
地球温暖化ミステリー(2)
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