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アジアで貿易障壁除去競争が過熱(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
アジア市場を先取りするための自由貿易協定(FTA)締結競争が激しくなっている。今年は新年初日から韓国とインドのFTA格となる包括的経済連携協定(CEPA)と、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)のFTAが発効した。

インドとのCEPAはインドとのFTAを推進している日本と中国に、中国とASEANのFTAはASEANとの既存のFTAのアップグレードを進めている韓国に刺激となりそうだ。韓国はASEANと結んだFTAの開放水準が十分ではないと判断し、ベトナムなどASEAN加盟国と個別のFTAを別途に進めている。

◆インドとのCEPA=韓国が新興市場国のBRICsと初めて結ぶFTAだ。韓国がインドに輸出する無線電話機、コンピューター、ファクシミリ、牛革などの関税が1日から撤廃された。関税が即時撤廃された品目は全体の3.9%に当たる220品目、輸出額基準では38.4%に当たる15億3800万ドルとなる。


しかし平均12.5%の自動車部品に対する関税は8年間かけて段階的に引き下げていくことになり、期待していたほどの実益があるかは見守らなければならない。対外経済政策研究院は昨年9月に、韓国とインドのCEPAが発効すれば、“長期的に”韓国の実質国内総生産(GDP)が0.2%・8億ドル増加するとの見通しを示している。





アジアで貿易障壁除去競争が過熱(2)

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