現代・起亜(ヒョンデ・キア)車グループが今年、新車・後続モデルの発売と新興市場の攻略で540万台を販売する、と明らかにした。 これは前年比で16%以上の増加だ。 現代車が前年比12%増の346万台、起亜車は26%増の194万台と今年の目標と設定した。
現代・起亜車グループは昨年、老朽車買い替え時の税金優遇措置など政府の内需拡大策と中国・インド市場での善戦で、前年比10%以上増の463万台を販売した。 世界10大自動車企業のうち昨年販売が増加したのは、現代・起亜車以外では独フォルクスワーゲンだけだった。
今年さらに攻撃的な販売目標を定めたのは、昨年大幅に減少した欧米など先進国の自動車市場で需要が回復し、中国・インド・中南米など新興市場での好調が続くと考えられるからだ。
昨年末、起亜車の米ジョージア工場が稼働を始めるなど、海外生産基地が増えたことにも期待している。 現代車は今年、国内で170万台、海外で176万台を生産する予定で、海外工場の生産台数が国内を上回る。
現代車は昨年下半期、「ソナタ」「トゥーソン」の新型を出したのに続き、今年は「アバンテ」「ベルナ」「グレンジャー」など核心車種の後続モデルを発売する。 起亜車も昨年の「ソレント」「K7」に続き、今年は「ロチェ」「スポーティジ」「モーニング」の後続モデルを出す。
しかし今年の販売目標の達成は難しいという観測もある。 韓国ウォンの回復が価格競争力に影響を与えるうえ、昨年実績が悪化したGM・フォードやトヨタなど競合他社の反撃が予想されるからだ。
現代・起亜車グループは昨年、老朽車買い替え時の税金優遇措置など政府の内需拡大策と中国・インド市場での善戦で、前年比10%以上増の463万台を販売した。 世界10大自動車企業のうち昨年販売が増加したのは、現代・起亜車以外では独フォルクスワーゲンだけだった。
今年さらに攻撃的な販売目標を定めたのは、昨年大幅に減少した欧米など先進国の自動車市場で需要が回復し、中国・インド・中南米など新興市場での好調が続くと考えられるからだ。
昨年末、起亜車の米ジョージア工場が稼働を始めるなど、海外生産基地が増えたことにも期待している。 現代車は今年、国内で170万台、海外で176万台を生産する予定で、海外工場の生産台数が国内を上回る。
現代車は昨年下半期、「ソナタ」「トゥーソン」の新型を出したのに続き、今年は「アバンテ」「ベルナ」「グレンジャー」など核心車種の後続モデルを発売する。 起亜車も昨年の「ソレント」「K7」に続き、今年は「ロチェ」「スポーティジ」「モーニング」の後続モデルを出す。
しかし今年の販売目標の達成は難しいという観測もある。 韓国ウォンの回復が価格競争力に影響を与えるうえ、昨年実績が悪化したGM・フォードやトヨタなど競合他社の反撃が予想されるからだ。
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