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女優ソン・ユナが妊娠を公表した後、初めて公式の場に姿を見せた。
ソン・ユナは29日午後ソウル往十里(ワンシムリ)のシネマコンプレックス・CGVで行われた映画「ウェディングドレス」(クォン・ヒョンジン監督)のプレス試写会の後、記者懇談会で、子役キム・ヒャンギ、クォン・ヒョンジン監督とともに舞台に上がった。来年1月14日に公開されるこの映画は、9歳の娘を残し、がんでこの世を去る母と娘ソラの悲しい別れを描いた作品。ソン・ユナはソラの母親役を演じ、たくさんの涙を流した。次は一問一答をまとめたもの。
--子役との共演で難しかった点は?
「通常、子役との共演は容易ではないといわれる。子どもの調子を踏まえて演じていかなければならず、2、3倍はより苦労する。撮影前、ある程度覚悟したが、ヒャンギちゃんが、私の考えが間違っていたことを演技を通じて悟らせてくれた」。
--一番印象に残るシーンは?
「私が死ぬ日の夜、病院でソラを抱いてラジオを聞くシーンだった。シナリオ上には非常に楽に演じられるよう説明が書いてあった。監督にリラックスして演じたいと話したものの、いざ撮影に入ると涙を堪え切れなかった。泣く姿を見せたくないため、ソラの方に顔を向けた」。
--来年、本当にママになるが。
「ソラの母親役を2、3年前に演じたなら、“母親はこうであるべき”と設定し、まねる演技をしなければいけなかっただろう。ところが、年をとり、また周囲の母親らを見ながら、ある瞬間母親をまねる必要がないということに気付いた」。
--どんな母親になりたいか。
「実際、母親になった私の姿を想像してみたが、友達のような母親がいちばん良いのではないかと思えた。子どもの目線に合わせた、仲の良い母親になりたい」。
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