政府と韓国電力がアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）に続いて、隣国のイスラム文化圏であるトルコ・ヨルダンの原子力発電所建設事業の受注を推進している。

青瓦台（チョンワデ、大統領府）と外交通商部・知識経済部によると、韓国はトルコが来年上半期に実施するトルコ北部地域の原発２基の入札に参加するという。事業規模は最大１００億ドルにのぼると、政府は推定している。匿名を求めた政府関係者は「受注を目標に１年前からトルコ政府と接触してきた」と述べた。

政府はヨルダンが来年実施する商業用原発１基を受注する可能性も高いとみている。すでに今月４日、韓国原子力研究院・大宇建設コンソーシアムが２億ドル規模のヨルダン研究用原子炉事業優先交渉対象者に選ばれている。


政府は早ければ来月中に交渉団を派遣し、入札ではなく随意契約方式でヨルダン原発事業の受注を進める方針だ。政府関係者は「ヨルダン側とはかなり話が進んでいる」と語った。



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