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【グローバルアイ】2010年、‘変化忌避症’日本への対応(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 政治はなおさらだ。 民主党が政権交代を実現したのは‘変化’を渇求したためと考えられたが、そうではなかった。 日本の国民もメディアも相変わらず‘自民党式’だ。 在日米軍基地問題を取り上げてもそうだ。 政権が代われば政策が変わるのは当然だが、それを「何ということだ」と言いながら責め立てる。 予算編成も同じだ。 官僚にすべてを任せていた過去の方式から抜け出し、政治家がいろいろと利害関係を調整しようとすると、「リーダーシップがない」「与党の越権行為」と激しく叱る。 変化を選んでおきながら、その変化を受け入れられない自己矛盾に陥っているようだ。 国民・メディアともに54年間の自民党政治に手懐けられた結果なのだろう。

1週間後には「韓日強制併合100年」の年を迎える。 両国にとって「変化」と「転換」の年だ。 日本が植民地支配と侵略を謝罪した1995年の「村山談話」は、終戦50周年を迎えて出てきたものだった。 したがって今年も「鳩山談話」であれ「小沢談話」であれ、あるいは国会全体決議であれ、深い反省とより明確な未来志向を込めた談話が必要なのかもしれない。 変化を嫌う日本の立場としては「一体いつまで謝罪しなければならないのか」と不満に思うかもしれないが、それがまさに歴史に対する代価だ。 ただ、韓国も日本独特の‘変化忌避症’を勘案し、急がずに理解させながら、変化を率いる知恵を発揮しなければならないだろう。

【グローバルアイ】2010年、‘変化忌避症’日本への対応(1)

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