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北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)の南側水域を北朝鮮軍の射撃対象地域にすると宣言した。北朝鮮海軍司令部スポークスマンは21日、声明を発表し、北朝鮮が一方的に宣布した西海海上軍事境界線水域を「北朝鮮の海岸および島の砲兵区分隊(大隊級以下部隊単位)の平時海上射撃区域として宣布する」と明らかにした。
このスポークスマンは続いて「海上射撃区域ですべての漁船とそのほかの艦船は被害がないよう自らの安全対策を自らで立てなければならない」と述べた。北朝鮮の主張どおりならNLLの南の韓国側海域を出入りする韓国の艦艇や漁船が北朝鮮軍射撃被害を受けることがあり得る。このスポークスマンは「西海には不法・無法の北方限界線(NLL)ではなく、ただ北朝鮮が宣布した海上軍事境界線だけが唯一存在するということを再び内外に伝える」と強調した。北朝鮮の声明は先月10日、NLLを侵犯して先制挑発をした北朝鮮警備艇が韓国海軍の対応射撃に撃退された大青海戦が勃発してひと月後だ。海軍はこの日、本部スポークスマン名義の声明を出し「NLLは50余年間、南北間の実質的な海上分界線で、今後も守られなければならないという点をいま一度はっきりと明らかにする」とし「北朝鮮が挑発する場合、きっぱりと対応していく」と警告した。
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