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北経済視察団、ベトナムの三星工場視察へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



北朝鮮の経済官僚・専門家ら21日から2日間、ベトナムのエンプン工業団地を訪問し、三星(サムスン)電子の現地工場を視察する予定だ。

政府当局者は20日、「南北(韓国・北朝鮮)共同視察団の海外工業団地訪問日程に三星電子をはじめとする韓国企業を含めようという南側の提案を北側が受け入れ、この日程が実現することになった」と明らかにした。


ハノイ近隣にあるエンプン工業団地の三星電子生産ラインは、10月にベトナムを国賓訪問した李明博(イ・ミョンバク)大統領が立ち寄って携帯電話の生産ラインを視察したところだ。

当局者は「ドイモイ (1986年に始めたベトナム式改革・開放)政策の象徴の一つであるこの工業団地を北朝鮮の専門家が訪れ、韓国企業を視察することには大きな意味がある」と述べた。

開城(ケソン)工業団地の関係者を含め南北各10人ずつで構成された共同視察団は12日に北京で会い、青島・蘇州・深センの工業団地を順に回った。青島ではコピー機・複合機生産会社のシンドリコーを訪問した。続いて蘇州では新興精密のほか、開城工業団地入居会社のTS精密も視察した。視察団はベトナム日程を終えた後、22日にそれぞれソウルと平壌(ピョンヤン)に帰る。



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