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英親王一家の遺物333点、来年「文化財指定」特別展

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
大韓帝国の最後の皇太子である英親(ヨンチン)王一家の遺物333点が国家指定文化財重要民俗資料第265号に指定された。英親王妃が日本に居住する際に所蔵したもので、1957年から東京国立博物館に保管され、1991年、韓日首脳会談合意で還収された遺物だ。英親王一家が1922年、純宗(スンジョン)皇帝に謁見する際に着た服飾類と各種置物、装身具で、朝鮮王室の服飾研究に重要な資料だと評価されている。

王が儀礼の際に着た袞服、翼善冠、玉帯、普段着などと王妃の大礼服、錦職唐衣(上に羽織る礼服)、王子の衣服だ。衣装品(衣服を飾る品物)としては王の翼善冠と宕巾、網巾、王妃のかつら、冠、玉帯、唐鞋(革の靴)などが含まれている。王子の玉帯、足袋と香袋も目を引く。装身具類は王妃の物が大部分だ。竜簪(竜の形をしたかんざし)と鳳簪(鳳凰柄のかんざし)などのかんざし類だ。

国立古宮博物館は来年、特別展を開き、該当の遺物を一般公開する予定だ。

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