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ドラマ「アイリス」の撮影と、元交際相手による訴訟の二重苦を味わっているイ・ビョンホンが、日本で開かれる韓流ファンミーティングイベントを通じて最近の複雑な心境を告白した。
イ・ビョンホンは17日午後1時、東京ドームで開かれた「韓流フォーカード」で、「『アイリス』を撮影しながら最後の5日間は1日に1~2時間しか寝られなかった。ほぼ60時間寝られずに撮影を終えた。とてもしんどい作業だったが無事に終えられ万感の思いだ」と述べた。
イ・ビョンホンを間近で見守ってきた知人によると、イ・ビョンホンは最近、睡眠だけでなく食事もまともにできなかった。撮影現場で暴行事件が起きた13日夜から3日間連続で徹夜の撮影をした上、元交際相手の訴訟で心まで重く、食事がのどを通らなかったという。
イ・ビョンホンはこの日のイベントに参加する直前まで殺人的なスケジュールをこなさなくてはならなかった。済州島に行きすぐ帰京して漢江大橋近くで午前3時まで撮影に臨んだ。そしてすぐ午前4時に飛行機に乗ろうとしたが、機材トラブルのおかげで午前9時に出発することができた。
疲れの色がりありと浮かんだイ・ビョンホンは、「いつもファンと会うと新たな力を得られる。最近は精神的にも肉体的にもとてもしんどかったが、ファンと会ってまた力をもらえたようだ」という言葉でこれまでの苦労を表現した。
この日のイベントは昼と夜の2回にわたり行われた。約6万人のファンがイ・ビョンホンをはじめチャン・ドンゴン、ソン・スンホン、ウォンビンの4人のトップスターのアンサンブルに歓呼した。
この日のステージは4人の個別のテーマと合同公演で構成された。個別公演でイ・ビョンホンはスプーンで瓶の栓を抜くおもしろい姿を見せた。チャン・ドンゴンは速く節度のあるドラム演奏の実力でファンを驚かせた。ソン・スンホンはアレックスの「あなたなら」を熱唱し、ウォンビンは砂でサンドアートを披露した。
続いて4人の朗読劇、シャンペンでの乾杯と「愛はここに」の合唱で締めくくった。
イ・ビョンホン一行の帰国は18日午前中という。
一方、「アイリス」撮影現場での暴行事件と関連し、ソウル警察庁広域捜査隊は捜査に着手した。この日から制作陣の側近と関係者らを呼び調査に取りかかっている。
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