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習副主席「韓半島情勢の発展に両国が努力」
李明博(イ・ミョンバク)大統領は17日、「来年1年が北朝鮮の核問題解決に向けた重要な契機になるだろう」と述べた。
李大統領は中国の習近平国家副主席を青瓦台(チョンワデ、大統領府)に招待し、このように述べた後、「中国がさらに大きな役割をすることを望む」と述べた。これに先立ち李大統領は「中国が北朝鮮の核問題を解決するため6カ国協議の議長国として大きな役割をしている」と謝意を表した。共産党序列6位の習副主席は次期主席として注目されている次世代指導者。
習副主席は李大統領の要請に対し、「韓半島情勢は韓中両国と緊密な関係がある。最近(韓半島の状況が)非常に大きな変化を迎えている」と答えた。また「(韓中)両国は良い時期を選択し、韓半島情勢がずっと良い方向に発展するよう努力しなければならない」と述べた。さらに北核問題の解決のために「(両国が)ともに努力し、政治的理解を十分に発揮する必要がある」と付け加えた。
当初、習副主席は17日に訪韓する予定だったが、この日午前に李大統領がデンマークへ出発する日程が決まったことで、16日に入国した。李大統領は17日午前、40分間にわたり習副主席と会談した後、朝食を一緒にした。
以下は李大統領と習副主席の発言の要旨。
◇韓中関係
李大統領=中国は単なる経済的パートナーではない。国際的な懸案においても非常に深みのある協力者関係だ。これについて韓国は幸いだと思っている。
習副主席=両国は国際的・地域的問題において同じまたは似た立場にある。(韓国と)協力パートナー関係をさらに発展させていきたい。
李大統領「来年、北核解決の重要な契機に」(2)
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