|
没落した企業家から最近、再起を摸索中の金宇中(キム・ウジュン、73)元大宇(デウ)グループ会長が17日、独ルフトハンザ航空を相手取り、無断で使われた航空マイレージを返してほしいという訴訟を起こしていたことが分かり、その背景に関心が集まっている。
金元会長が返してほしいという29万9000マイルのマイレージは、仁川(インチョン)から米ニューヨーク(6882マイル)までの区間をを約20回往復できる量だ。ルフトハンザ航空を愛用してきた金元会長は、これまでの搭乗距離がおよそ40万マイルにのぼったと強調した。
金元会長のこうした訴訟について元大宇関係者は「金元会長が航空チケットを買うお金がないため訴訟を起こしたわけではないだろう」と述べた。この関係者は「おそらくマイレージを使おうとする金元会長に航空会社が背を向けたため訴訟を起こしたのでは」という見方を示した。
これに対してルフトハンザ側は「第3者がピンコードと会員番号を知っていればマイレージを使うことができる。昨年6月、金元会長にマイレージ使用の内訳を通報したが、そのときは異議を示さなかった」と説明した。
大宇会長時代、1年の3分の1以上を海外で過ごし、飛行機を寝室兼事務室と考えていた金元会長は、客室乗務員たちよりも、多くの時間を飛行機に乗っていたことで有名だ。
【今日のイチオシ記事】
・ <サッカー>「主審は狂った」外信記者も韓国取材陣慰める
・ 日本、韓国人被爆者に110万円ずつ補償
・ タイで押収された北朝鮮武器16億円相当
・ 海外で愛される韓国車…「クリック」輸出は内需の10倍
・ イ・ビョンホン、3日間食事も取れず…17日、日本へ
・ 金宇中元大宇会長、ドイツ航空相手取りマイレージ返還訴訟へ
この記事を読んで…