バラク・オバマ米国大統領が、先週、訪朝したスティーブン・ボズワース対北政策特別代表を通じて金正日（キム・ジョンイル）北朝鮮国防委員長に親書を送ったとワシントンポスト（ＷＰ）とＡＰ通信が１５日（現地時間）、報道した。

ＡＰ通信は「北朝鮮が６カ国協議に復帰し、核プログラムを廃棄した場合、対価を提供するが、そうでなければもっと深い孤立をもたらすほかない」といった内容だと伝えた。ＷＰは国務省とホワイトハウス関係者たちが親書の伝達を確認したが、具体的内容は説明を拒否したと報道した。ホワイトハウス国家安保会議（ＮＳＣ）のマイク・ハンマー報道官は「個人的外交書簡に対してコメントしない」と述べている。

ＷＰは「米大統領が北朝鮮のリーダーに任期初めに親書を送ったことは相対的に珍しいこと」と指摘した。

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