温泉観光から帰る観光バスが道路から外れて転落し、１７日午前１時現在、１８人が死亡、１３人が重体となっている。

１６日午後５時４０分ごろ、慶尚北道慶州市見谷面（キョンサンブクド・キョンジュシ・ヒョンゴクミョン）９２５番地方道（往復２車線）の下り坂で、乗客３０人を乗せて慶尚方向に向かっていた観光バス（運転手クォン・テグン、５６）が道路を外れ、３０メートルほど斜面を転がり落ちた。

乗客は慶州市皇城洞（ファンソンドン）の老人ホームに所属する６０－８０代の高齢者で、蔚山（ウルサン）で温泉を楽しんだ後、霊泉（ヨンチョン）を経て慶州に帰る途中だった。


この事故でイ・イムスンさん（８０、女性）ら１８人が死亡し、運転手のクォンさんを含む乗客も重傷を負った。バスは完全に破損し、乗客の大半が高齢者であるため、死亡者はさらに増えると予想される。

現場に出動したある救助隊員は「窓がすべて割れ、バスの中のシートなどが散乱していたので、救助には大きな困難がともなった」と話した。警察はスピード違反・運転未熟・車の欠陥など事故の原因を調べている。



【今日のイチオシ記事】
・ ＜サッカー＞「主審は狂った」外信記者も韓国取材陣慰める
・　日本、韓国人被爆者に１１０万円ずつ補償
・　タイで押収された北朝鮮武器１６億円相当
・　海外で愛される韓国車…「クリック」輸出は内需の１０倍
・　イ・ビョンホン、３日間食事も取れず…１７日、日本へ
・　金宇中元大宇会長、ドイツ航空相手取りマイレージ返還訴訟へ