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李健熙(イ・ゴンヒ)前三星(サムスン)会長の長男・李在鎔(イ・ジェヨン)三星電子専務が副社長に昇進し、最高運営責任者(COO)として経営の前面に立つ。
その間、部品(DS)と完成品(DMC)部門に二元化されていた三星電子も、崔志成(チェ・ジソン)社長の単独最高経営者(CEO)体制に変わる。
三星は15日、こうした内容の社長団内定人事を明らかにした。 副会長2人・社長10人昇進と異動・所属業務変更11人の計23人で、 来年初めに開かれる株主総会で承認を受ける。
これを受け、三星の経営権後継構図が李在鎔副社長中心に再編される見込みだ。 特に李副社長の側近として知られる崔志成社長が三星電子の単独CEOになり、「李在鎔体制」を支えると財界は見ている。今回の人事で古参級の副会長・社長が一線から退き、若手の副社長級が社長に昇進した。
◇COO(Chief Operating Officer)=最高運営責任者。 最高経営者(CEO)と呼吸を合わせながら内部事業の利害関係の調整、主要投資決定、人事など企業内の事業全般を総括する席。
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