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――鳩山首相は就任後、「友愛」と「アジア重視」を強調しています。これに韓国の国民もたくさん共感しています。韓日間にはこれまで歴史的にいくつか不幸なことがありましたが、来年は韓日強制併合100年になる年です。「新しい100年」を迎えるために両国関係をどのようにしていけばいいでしょうか。
「鳩山はいつもこう話します。『われわれが勇気を持ってしっかりと歴史を直視しなければならない。それを基に両国が明るい未来を作っていかなければ』と。政治的な部分ではそうですが、私の立場から見ればソフトな分野から韓国と日本がひとつになり、なにか協力できるといいですね。それがまさに未来の日韓・韓日の立派な関係に成長するものと私は信じます」
――NHKで放映中のドラマ「イ・サン」の主人公、イ・ソジンさんと先月に会いましたね。その時にイさんが「DVDをプレゼントしたい」と言ったら、「それを見ながら韓国語の勉強をしようと思う」と答えたとの報道を見ましたが、その後の韓国語の実力に進展はありましたか。
「イさんから(DVDプレゼントが)まだ届いてません(笑)。『イ・サン』をいまやっていますが、韓国語だけ出てもよくわからないので、(日本語の)字幕がついたものお願いすると言いましたが、まだ届いていません(笑い)」
――韓国語の勉強はどうして始めたんですか。
「実はずっと前に韓国ドラマや映画のようなものまったく知らないときです。それからなぜか、韓国に行く場合、大統領に会えばどのように(韓国語で)話せばよいかを考えて勉強しました。韓国語を習ってみると、日本語と発音が似ているものが多いという点に驚いたりしました。やはりなにか通じるものがあるようです」
――お母さんも韓国語を学んでいると聞きましたが。
「母はいま90歳ですが、85歳の時から韓国語を勉強し始めました。私も母が韓国語の勉強をするのを聞いて、韓国語を習ったりします。母は(私との対話中に)『ケンチャナヨ』(大丈夫)と韓国で言ったりします(笑)」
――鳩山首相が夫として最も魅力的な点はなんですか。
「業務では日本を変えていこうという強い意識があり、世界とひとつになろうという部分は尊敬します。家では相手を尊敬すること、私を1人の妻でなく、1人の人として認めています」
鳩山幸さん「韓国料理はどれも好きです」(1)
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