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14日夜9時。 ソウル九老洞(クロドン)にあるショッピングモール「9thアベニュー」の地下1階。 警察・特攻隊・119隊員に紛争したKBS(韓国放送公社)2ドラマ「アイリス」の補助出演者らが廊下で10分間の休憩時間を楽しんでいた。 アイリスの傭兵がソウルのデパートで人質劇を繰り広げる場面を撮影しているところだった。
「撮影準備」を意味するスピーカーの音が鳴り響くと、補助出演者がその場で立ち上がった。 1階に上がってみると、「アイリス」の主人公イ・ビョンホンが長身の男性と一緒に撮影場に入ってきた。 イ・ビョンホンの足取りからは終盤に入った撮影の緊迫感が感じられる。 イ・ビョンホンは満面に笑みを浮かべながらスタッフに丁寧にあいさつした。 最近、元恋人との法的攻防で厳しい状況に直面しているが、堂々とした姿だった。 イ・ビョンホンと同行する長身の男性はイ・ビョンホンの個人警護員だった。
「アイリス」撮影場の雰囲気はものものしかった。 9thアベニュー撮影場に続く道のあちこちに「立ち入り禁止」という札が掛けられていた。 イ・ビョンホンの個人警護員をはじめ、「アイリス」撮影チームに配置された警護員、ショッピングモールから派遣された職員がイ・ビョンホンを二重、三重に囲んでいた。 一般人はもちろん、記者の出入りも徹底的に統制した。また一般人の写真撮影も制止した。
イ・ビョンホンは10分間、ショッピングモールのカフェで撮影を準備した。 ここで衣装を着替え、台本に目を通した後、茶と菓子を食べた。 おいしそうに食べる姿が印象的だった。 前日夜、自分の複雑な心境をホームページで告白したイ・ビョンホンには全く動揺がなく、カリスマが感じられた。
あるスタッフは「イ・ビョンホンさんは個人的に大変な時期を迎えているが、撮影現場では全くそういう気配が感じられない。周囲の人たちに迷惑をかけてはいけないという心掛けのためだろう」と話した。 イ・ビョンホンは16日に「アイリス」の最後の撮影に臨んだ後、17日に「フォーカード」公演のため日本へ出国する。
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