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【李勲範記者の時視各角】光化門でスノーボードを楽しんでもいいのでは

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
先週、新しい話題が韓国社会を大きく揺るがせた。ソウル中心部、世宗路(セジョンノ)の中央に設けられたスノーボードのジャンプ台をめぐり皆が一言ずつコメントした。「国家の象徴である通りにジャンプ台などとんでもない」という非難もあり、「斬新かつおもしろい発想」という賛辞もあった。

筆者の考えを先に申すなら、筆者は「奇抜なアイデア」だと考える方だ。真っ白い雪原ではなく、灰色のビルの森の間をスノーボードが力強く飛びあがる風景はこれまで見たことのない目の保養である。数回のとんぼ返りの後、格好よく着地するとき、または切なく転んでしまう度、賛嘆と嘆息が漏れる。せっかくだから、彼らの飛翔が光化門(クァンファムン)の美しいシルエットと調和すれば良かったのにと残念に思う気持ちから、なじみの薄いタイトルのそのスノーボード大会が来年にも同じ場所で再開されるのを望む期待もあった。

最初からそう思ったわけではない。広場に集まった人々と何度も肩をぶつけあいながら、筆者は思わず行ってみたこともない柵門(さくもん)を思い浮かべた。柵門は朝鮮(チョソン、1392~1910)と清国の間の、出入国事務所があった国境都市だ。煩雑な都会ではないが、井の中の蛙だった朝鮮の文人、燕朴趾源(ヨンアム、パク・ジウォン)はしょげてしまう。「山の背が広々としていて、門戸が整っており、交差点が真っ直ぐに伸びているから、墨糸で線を引いたようだ。垣根はすべてレンガづくりで、人が乗っている車や貨物を載せた車が街にあふれており(…)田舎の感じなど全くない。(…)中国東方の郊外なのにこれくらいだから、この先はより繁華なのだろうと思うと突然気が小さくなってきびすを返したくなり、全身が震えてしまう」。しかし燕巖ではないか。すぐに反省し、気持ちを改める。「これはねたむ気持ちにすぎない。(…)まだ万分の一も見ることができなかったのに、こうした馬鹿げた気持ちになるのは結局見聞が少なすぎるためだ」。


見聞が少ない筆者は、当初から気に入らなかった光化門広場に設置中の鉄製の骨組みが目障りでならなかった。あれが突然崩れ落ちるのではないか、バランスを崩したスノーボーダーが車道に落ちるのでは、運転手がよそ見をし事故を起こすのでは、渋滞する道路の真横になぜあんなものを作るのか、厳しい偏見や予断-ある程度は正当な-が次から次へとわき起こった。

ところが、いざふたを開けてみると、考えが変わったのだった。世宗(セジョン)大王と忠武公の銅像越しに、列を作った車の上に、高層ビルの間に飛びあがるスノーボーダー、世界のどの都市でこうした場面が可能だろうか。可能かもしれないが、誰か先に試みたことがあっただろうか。私は見聞だけ少ないのではなく、想像力も乏しかったのだ。国家を象徴する通りでスノーボードを楽しんでもいいのではないか。世宗大王の前でスケートを楽しめば国家のアイデンティティーを傷付けることになるとでもいうのか。見方を変えれば「世界最大の中央分離帯」という光化門広場の汚名は、長方形の特性上、可能だったスノーボード・ジャンプ大会によって、はじめて返上できるのだった。世宗文化会館の階段を利用して、そりの道を作る案もやはり素晴らしいアイデアだった。3日間、30万人が訪れたというソウル市の発表がやや誇張だったとしても、若年層よりも多かった中年・老年層や、定都から600年のソウルで、することがなかった外国人の明るい表情から、それを感じたのは筆者だけではなかったはずだ。見事なジャンプに歓声が起こり、世宗大王も後ろを振り返ってみたくなったはずだと筆者を信じる。

燕巖は柵問通りを通る盲人の楽士を見て悟る。身体の目を閉じて、心の目を開ける。固定観念と先入観を破り、世の中を冷静に探索するため呼吸を整えたのだ。今、我々にもそうした深呼吸が必要な時ではないだろうか。そうすることで広場は、特に国家の象徴といえる広場はこうであるべき、という固定観念を脱却すべきではなかろうか。それによって、より一層立派な広場を作っていくべきではないだろうか。

ようやく気持ちを改めた燕巖は、下人チャンボクに意地悪そうに尋ねる。「君が中国で生まれたとしたら、どうしたいか」。チャンボクは首を振る。「わたくしは蛮夷(中国人の卑称)が嫌です」。心の眼を開けて、開かれた心を得た燕巖になるのか、嫌なものは無条件嫌だという偏見のチャンボクになるのか、自ら決めるべきだということだ。



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