|
金宗壎(キム・ジョンフン)通商交渉本部長が、韓米自由貿易協定(FTA)を韓国国会が米国より先に批准することに否定的な立場を明らかにした。
11日に中央日報とのインタビューで「(米国が)微動だにしていないのに、韓国がすべてを終わらせて待つのは適切ではないと考える」と述べた。「米国がまだ具体的に(韓米FTAを)準備できていないようだ。こうした状況でわれわれがこびへつらい哀願する必要もない」と述べた。
今年春までは政府の立場は米国の動きと関係なく、韓国が批准同案を処理しておけば米国の批准に対する圧力の効果があるというものだった。韓米FTA批准同意案は4月に与野党が激しく衝突した末に国会常任委員会を通過した。
政府が以前は国会で先に批准することを主張していたことについて金本部長は、「その時は(米国が)微動もしない状況ではなく、韓国が押せばあちらも促進になると判断した。現在の状況ではあちらは外部でどんな変数が発生してもその雰囲気は容易に変わらないようだ。米国が自分たちのことを終えて気がつくときまで静かにわれわれの時間を持つのがよいだろうと説明した。
先月の韓米首脳会談での李明博(イ・ミョンバク)大統領のFTA再議論発言については、「準備していた言葉ではなく、質問がありそれに答えたもの」とし、「欧州車が5万台も韓国に輸入されるのに米国車はなぜ入ってこないのか、どんな問題なのか一度聞いてみようという次元で出た言葉」と述べた。
【今日のイチオシ記事】
・ 「北朝鮮武器」輸送機ミステリー
・ 韓国の国家ブランド、実体部門で19位
・ 日本の週刊誌「キム・ヨナの年収は100億ウォン」
・ イ・ビョンホン、元恋人を벖誉棄損で告訴
・ 金日成大生を夢見た少年、ソウル大生に
・ 「北朝鮮で急変事態発生すれば中央vs野戦軍部対決へ」
この記事を読んで…