企画財政部の盧大来（ノ・デレ）次官補は１４日、「韓国経済に二番底が来る可能性はとても少ないか、まったくないだろう」との認識を示した。また来年の１人当たり国民総所得（ＧＮＩ）と関連しては、「為替要因が大きいが、来年の５％成長は無難に達成できるものとみられ、当然２万ドルになるだろう」との見通しを示した。実際に産業現場の景気は複数の場所で浮上してきている。

景気先行指数３カ月連続で１００超える

◆先行指数の上昇続く＝経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）が出した韓国の景気先行指数（ＣＬＩ）が３カ月連続で１００を超えた。８月の１００．２から９月の１００．６、１０月には１００．９を記録した。ＣＬＩは産業活動動向、金融・通貨現況、国内総生産（ＧＤＰ）の推移を複合的に計算したもので、ＣＬＩが１００以上に上がれば景気膨張、下落すれば景気低迷が予想される。ＣＬＩが４～６カ月後の景気を予測する点を考慮すると、韓国経済は来年初めに本格的な膨張局面が展開される可能性が大きいとみられる。

「来年５％成長は無難」あちこちで青信号（２）

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