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【コラム】不良国会議員たちへ、もうショーはやめよう

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
最下位はつらい。 スポーツ選手、学生、会社の社長、教授、誰でも同じだ。 ファン・親・株主・学生の前で面目が立たない。 穴にでも入りたい心情になるはずだ。 それだけ最下位はつらく、孤独で、やるせない位置だ。 しかし一度の最下位が永遠の最下位になるわけではない。 何が問題なのか反省し、心を据えて努力をすれば、いくらでも逆転が可能だ。 それが人生であり、世の中の理致だ。

ところが国会では最下位がもっと暴れている。 恥も知らず、トップのように堂々としている。 記者会見まで開いた。 教育科学技術委員会所属の国会議員の話だ。 11日、教育科学委所属21人の議員のうち、ハンナラ党の12人全員が辞任すると明らかにした。 「国家の百年大計を扱う教科委が正常に運営されなかった。 今回の通常国会の会期内に法案を1件も処理できなかった責任を取る」という理由だった。 この言葉を信じる国民は一人もいないだろう。 国会法上すべての議員は必ず一つ以上の常任委員会に所属しなければならない。 しかも新年を目前にして16の常任委の仕事が山積している中、一斉に‘選手交代’するのは不可能だ。 国民を欺こうとするハリウッドアクションであり、政治的なショーだ。

教科委には通常国会時328件の問題(法案)が出題された。 教員評価制、大学生登録金貸出、来年の教育委員選出など従来の問題もある。 ところが100日間の試験期間、問題を一つも解決できなかった。 すなわち0点だ。 当然、16の常任委のうち最下位だった。 白紙答案を出して恥じることもない。 ハンナラ党と民主党は責任を押し付け合っている。


教科委がこうなったことには議員21人全員に責任がある。 常任委員長は交代原則に基づき今年は民主党だった。 7月までは金富謙(キム・ブギョム)議員が、その後は李鍾杰(イ・ジョンゴル)議員が議事棒を握った。 21人の議員のうち民主党は6人、非交渉団体は3人だ。 記者は期待もした。 ハンナラ党議員12人の中に初当選が7人もいた。 新しい風を吹き込む期待株だった。 特に世宗市(セジョンシ)や4大河川・労働法などメガトン級の懸案もなく、旺盛な立法が可能だと考えられた。 与野党が過度な党論注入や理念論争を自重し、学生・保護者の立場で仕事をすれば1位にもなれる可能性があった。

しかし議員たちは道を踏み外した。 国政監査の時、民主党は本業を差し置いて、鄭雲燦(総長チョン・ウンチャン)国務総理の証人出席要求ばかりしていた。 6度も会議が空転した。 「不良常任委」の烙印はその時に押された。 李委員長は調整能力も喪失した。 隔たりを狭めるために対話・討論するリーダーシップを発揮できなかった。 その間に議員らは泥沼に陥った。

教科委の議員が早く目覚めることを強く願う。 私教育を減らして公教育を生かすと主張しながら、その核心である教員評価制の一つも処理できないのだから、話す言葉はない。 「不良品」を返品できない国民の怒りを知っているのだろうか。 どうか下手なショーはそれまでにして仕事をしてほしい。 最下位を恥ずかしくも思わないのだろうか…。

                           梁永由(ヤン・ヨンユ)社会政策・教育デスク



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