「韓中関係は百花斉放」--。
国交正常化17周年を迎えた韓中関係について「修交以来、人的交流が活発化し百花斉放(いろいろな花が一斉に咲き開く)の状況を見せている」とした後「(昨年8月に締結した)全面的な協力パートナーの関係が今後もより発展することを願っている」と述べた。
特に胡錦濤国家主席と李明博(イ・ミョンバク)大統領が合意した通り、2010年の上海エキスポと2012年の麗水(ヨス)エキスポをきっかけに、両国の人的交流を促し両国関係を新たな段階に引き上げるべきだと呼びかけた。習近平副主席は「両国が永遠に良い隣国、良いパートナー、良い友達になることを心から望んでいる」と希望を表明した。
鳩山由紀夫首相が今年10月、中国・北京で開かれた韓日中3国の首脳会談で提案した東アジア共同体の構想についても楽観的な期待と見通しを示した。同氏は「東アジア共同体は日中を含め該当地域の諸国いずれもが目指すもの」と前提にした後「3国の協力が実現すれば、これは東アジア共同体につながり、地域だけでなくアジアと世界の利益に一致するだろう」という見方を示した。
半面、米中が世界を主導するG2時代が渡来したという評価については慎重な姿勢を示した。同氏は「G2は中国の平和・自主外交の原則に合わず、グローバル化・多極化の状況にも合わない」とした上で「中国はG2になる意向がなく、平和・発展の道を歩むことになるだろう」と強調した。
一方、習副主席は韓国政府の招待で16日午後にソウル入りし、19日午前までの3泊4日にわたる日程で滞在する予定だ。習副主席は17日、李明博大統領との朝食会を兼ねた会見に臨む。習副主席は05年の浙江省党書記時代に韓国を訪問したことがあるが、昨年3月の国家副主席就任以来では初の訪韓となる。
訪韓控えた中国「次世代指導者」習副主席、海外メディア初会見へ(1)
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半面、米中が世界を主導するG2時代が渡来したという評価については慎重な姿勢を示した。同氏は「G2は中国の平和・自主外交の原則に合わず、グローバル化・多極化の状況にも合わない」とした上で「中国はG2になる意向がなく、平和・発展の道を歩むことになるだろう」と強調した。
一方、習副主席は韓国政府の招待で16日午後にソウル入りし、19日午前までの3泊4日にわたる日程で滞在する予定だ。習副主席は17日、李明博大統領との朝食会を兼ねた会見に臨む。習副主席は05年の浙江省党書記時代に韓国を訪問したことがあるが、昨年3月の国家副主席就任以来では初の訪韓となる。
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