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李明博(イ・ミョンバク)大統領は11日、「大韓民国ブランドが企業に劣るという声があるが、私はそう思わない」とし「少し努力するだけで、他にない独特のブランドを持つことができる」と述べた。 李大統領はこの日、韓国国際協力団で開かれた国家ブランド委員会報告会議で「2010年を(国家ブランド強化)元年としよう」とし、このように述べた。
李大統領は冒頭発言で自分のエピソードを紹介した。 李大統領は「イタリアで会ったある首脳が『メード・イン・コリアのネクタイは30ドルだが、これにイタリアのブランドを付ければ150ドルになる』と話した。 私が『昔は(韓国産は)10ドルだったが、今は30ドルに上がった。もうすぐ200ドルに上がるだろう』と言うと、その首脳も『その通りだ』と答えた」と伝えた。
また李大統領は「わずか1-2年の間で、首脳会議で私が受ける待遇が大きく変わった。最初の首脳会議は、出席して終われば出ていくという感じだったが、最近は他国の首脳らが自分の席にきて話しかけてくる」と伝えた。 また「それだけ大韓民国の存在が少しずつ変わっている」と付け加えた。
韓国が開発援助委員会(DAC)入りしたことについては、「(助ける)姿勢が間違っていれば、支援しても非難を受けることが多い。相手国に対する細心の温かい配慮が100種類(国家ブランド)の広報の代わりになるということをよく覚えておいてほしい」と要請した。
◇慶会楼でG20宴会=ブランド委は来年11月にソウルで開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議を契機にした国家ブランド向上案と関連し▽G20公式旗・公園・道路の指定▽G20国家学生代表による模擬首脳会議開催--などを報告した。
文化体育観光部は「G20首脳会議では景福宮(キョンボックン)内の慶会楼を国賓を迎える空間として使用する案を考慮している」と紹介した。 朴光武(パク・クァンム)文化部芸術局長は「慶会楼は韓国の文化を象徴する品格ある名所であり、‘開かれた空間’という点で検討の対象」と述べた。
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