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イ・ビョンホンの元恋人、 「婚姻憑藉姦淫罪」違憲の影響で民事訴訟?

ⓒ JES/中央日報日本語版



イ・ビョンホンが元恋人のカナダ同胞女性クォンさんから民事訴訟を起こされたことに関し、さまざまな解釈が出ている。

クォンさんは8日、ソウル地方裁判所に「イ・ビョンホンが結婚しようと誘惑し、一緒に寝ることになった。精神的・肉体的被害を受けた」として1億ウォン(約750万円)の損害賠償請求訴訟を起こした。


クォンさんの主張が正しければ、婚姻憑藉姦淫罪に該当し、刑事事件に発展する可能性がある。しかし婚姻憑藉姦淫罪は先月26日、憲法裁判所の違憲判決で効力を喪失した。こうした理由でクォンさんが民事訴訟を起こしたと分析される。

クォンさんが起こした損害賠償請求はどのように展開するのだろうか。法曹界では、クォンさんが自分の主張を立証すれば、ある程度の賠償を受けられると予想している。

クォンさんが訴状で「イ・ビョンホンが結婚しようと誘惑した」と明らかにしただけに、指輪や結婚の話を交わした事実を立証すれば、損害の賠償が受けられるということだ。

しかし物証がなければ状況は変わる。過去の例を見ても、婚姻憑藉姦淫事件は告訴件数に比べて立証が難しく、起訴率が著しく低い。

ある法曹界の関係者は「クォンさんが賠償を受けるには‘結婚しよう’というイ・ビョンホンの発言を立証しなければならない。しかし物証がなければ事件自体が成立しない可能性が高い」と述べた。

もちろん2人が調停で合意する可能性もある。裁判所が双方に調停の手続きを踏ませて合意を引き出すということだ。しかしお互い感情の溝が深まっているだけに、すぐに2人が和解する可能性は低いという見方が多い。



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