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9日、ソウル東部二村洞(トンブイチョンドン)のあるカフェで会った金泰均(キム・テギュン、27)は新しく購入したアイフォンを自慢していた。先月、日本プロ野球千葉ロッテ・マリーンズと3年・最大7億円(約90億ウォン)で契約し、‘スポーツ財閥’に仲間入りしたが、「まだ少年」という印象を受けた。
‘第2の張鍾薫(チャン・ジョンフン)’と期待されて01年にハンファ・イーグルスに入団した金泰均は、9年後、‘第2の李承燁’(イ・スンヨプ)という評価を受けて日本に進出した。その間、韓国最高のホームラン王と比較され、若くして成功をつかんだ金泰均だが、気さくな性格はそのままだ。
◇シルム選手の孫=先月16日の入団式で金泰均に会った日本ロッテ選手らは一様に「米国選手を上回る体格」と言って驚きを表した。185センチの身長もそうだが、110キロを超える体重が日本選手を圧倒した。日本人選手の中にはこうした体格の選手はいない。
金泰均は「祖父に似たのだろう。背が195センチだった祖父は若い頃、忠清道(チュンチョンド)でシルム(韓国相撲)選手として活躍した。自分も力だけはそれを引き継いだようだ。幼い頃から友達と野球や相撲をしても負けた記憶がない」と言って笑った。
金泰均は天安(チョンアン)ブクイル中学校当時から、グラウンドの外の駐車場まで打球を飛ばし、何度も車のガラスを割った。01年のドラフトでハンファは天安ブクイル高校の金泰均を1位指名した。引退を控えた張鍾薫(現韓貨コーチ)の後継者として期待され、初年度は20本塁打を放って新人王を獲得した。
金泰均は「幼い頃から張鍾薫コーチや李承燁先輩とよく比較されてきた。負担になったが、意識しないように努めた。自分は金泰均で、自分の野球をしようと思った」と振り返った。
金泰均は06年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)代表に選ばれたが、李承燁(読売)・崔熙燮(チェ・ヒソプ、当時LAドジャース)の影に隠れ、主にベンチに座っていた。今年3月の第2回WBCでは4番打者で出場し、3本塁打・11打点と大活躍した。本塁打王・打点王になった。金泰均は全員一致でWBCオールスターに選ばれ、日本と米国のスカウトの関心を一身に受けた。
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