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‘部屋から対馬まで見える’高層マンションが人気(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



国土が狭い韓国では高層・高密化建設が常に宿題だった。 建物を高く築いて土地を効率的に使おうという試みは、マンション普及が始まった1970年代に本格化した。 1972年、ソウル永登浦区汝矣島(ヨウィド)に当時では最も高い12階建てマンションが誕生した。 当時のマンションが5-6階建てであることを考えると‘超高層’だったわけだ。 1980年代に入ると高さは20階程度にぐっと伸び、1990年代に入ると25~30階のマンションが続々と建設された。

しかし当時の高さ競争は‘どんぐりの背比べ’だった。 政府の階数規制と技術不足のため、ほとんどのマンションが30階を超えることはできなかった。


しかし2000年代に入ると雰囲気が大きく変わった。 土地が不足する中、建築技術が向上し、ソウル江南(カンナム)一帯と首都圏新都市を中心に40階を超える超高層住商複合マンションが次々と建てられ始めた。

現在、国内で最も高いマンションは江南区道谷洞(カンナムグ・ドゴクドン)の「タワーパレス3次」。 69階・264メートルで、汝矣島(ヨウィド)63ビル(239メートル)より25メートル高い。 「タワーパレス」の次はソウル陽川区木洞(ヤンチョング・モクドン)「ハイペリオン」(69階・256メートル)だ。 これらのマンションは、圧倒的な高さによる開かれた眺望権で住宅需要者を魅了した。 分譲代行会社のキム・シン社長は「マンションの高層化ブームを起こしたのも、眺望権の価値が再評価され始めたのも、この時期からだ」と述べた。

マンションの下から見れば仰ぎ見るような高さだが、こうしたマンションの時代も過ぎていく。 2けた階数、高さ300メートルを超えられなかったマンションが、今後、100階という3けた階数・高さ400メートル以上で建設できるということだ。 100階の超高層住居施設の最も大きな武器は卓越した眺望権。 建設業界によると、普通100階の高さから確保される可視距離は約50キロだ。 現代(ヒョンデ)産業開発設計チームのチェ・ヨンソク部長は「72階の釜山市海雲台区(プサンシ・ヘウンデク)のアイパークも釜山(プサン)全域はもちろん、天気がよければ40キロ離れた対馬も見える」と述べた。



‘部屋から対馬まで見える’高層マンションが人気(2)


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