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ハン・イェスル「涙の女王に挑戦、難しい宿題の検査受ける気分」

ⓒ JES/中央日報日本語版



ハン・イェスルは引き立つ美ぼうをもった女優だ。

ドラマのプロデューサー、映画監督など芸能界の関係者に「女優の中でいちばんの美ぼうをもつ人」を尋ねると、ハン・イェスルは必ず最上位に入る。


▽初の「涙」の演技に挑む

しかし、ドラマや映画でハン・イェスルは「美しい」というよりはコミックなイメージだ。MBCテレビ(文化放送)のドラマ「ファンタスティック・カップル」、映画「用意周到ミス・シン」などでコミックな演技を強烈に印象付けたためだ。ハン・イェスルはメロドラマよりはロマンチックコメディーに強い女優に分類されてきた。そうしたハン・イェスルがメロドラマ、それも涙の演技に挑むということだから関心を集めるのも当然だ。

彼女は12月2日にスタートしたSBSテレビ(ソウル放送)のドラマ「クリスマスに雪は降りますか」(脚本:イ・キョンヒ、演出:チェ・ムンソク)で、素直で愛らしい女性ハン・ジワン役を演じる。悲しい愛のため涙もたくさん流す役柄だ。

「『クリスマスに雪は降りますか』のハン・ジワンは、すべての面がキュートで愛らしい女性。これまでのキャラクターとはやや異なり、難しいものの、ジワンに同化することで同じ感情をもち、表現しようとしている」。

▽負担は「ときめき」の別の表現

ハン・イェスルは最近難しい宿題をこなしながら検査を受けている気分だとした。明るいキャラクターだが、切ない愛に胸を痛めるという、決して簡単ではない演技だからだ。「とても負担を感じている。でも満足な演技ができた場合の喜悦はどんなものとも変えられない。厳しい挑戦だけに満足感も大きいのだろう。目標に到達できなくても、その過程で多くのものを学ぶことができる。それだけでも幸せ」。

これまで見せたことがない涙の演技に臨むハン・イェスルの意気込みはどうだろうか。常に明るい笑顔ばかり見せてきたため、彼女の涙の演技に対する視聴者の関心も格別だ。

「もちろん難しい。しかしジワンが置かれた状況に同化し、演じていけば難しいばかりではない。期待に応えられず、叱責されることもあるだろう。それでも失望したりはしない。ジワンがあれだけ厳しい状況に耐えていくのに私も頑張らなくては…」



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