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20歳になったばかりのこの青年はデビューと同時に3カ所からラブコールを受けている。先日終わったSBS(ソウル放送)水木曜ドラマ「ハンサムですね」では‘微笑天使’カン・シンウ役で少女ファンの心をつかんだ。
MBC(文化放送)番組「日曜日、日曜日の夜に」には進行役として投入された。何よりも3年間にわたり精魂を込めて準備したバンドのデビューアルバムが来年1月に発表される。チョン・ヨンファ(20)にとって09年は、戸惑いながらも気分のいい1年だったに違いない。
「カン・シンウ役は幸運だった。バンド練習中にオーディションを受けたが、うまくいって…。もともといたずら好きな性格なので、‘お前がここにいれば私が洗えないじゃないか’などのセリフを言うときは鳥肌が立ちそうだった」
‘美男’はみんなこのように子どもっぽいのだろうか。すらっとした背(180センチ)、メロンのような顔に美しい笑みが広がった。この画用紙に上塗りしたカン・シンウは、アイドルバンドに偽装潜入したコ・ミナム(パク・シンヘ)をかばう‘あしながおじさん’のようなキャラクターだ。タオル1枚、牛乳1杯の配慮のおかげで‘タオル男’ ‘ミルク男’などの愛称がつき、少女ファンを魅了した。
上半期がユン・ジフ(「花より男子」のキム・ヒョンジュン)なら、下半期にはカン・シンウが‘悪い男’に疲れた女心を慰した。
「実際に、『花より男子』のヒョンジュン先輩を見ながら研究した。作家が‘しつこい印象を与えてはいけない’と何度も助言してくれていた。バンドの話であるうえ、自分が実際にギターを弾くのでその点が楽だった。アイドルバンド生活? まだそれほどの人気ではないので、自分もドラマをしながら‘こうなんだ’と知った」
チョン・ヨンファは「音楽が大好きだから」と、高校卒業と同時に企画会社のドアをノックした。20歳前後の美男4人が集まったバンド「C.Nブルー」はアルバムを出す前、すでに日本で申告式を行った。「音楽をするなら苦労は欠かせない」という所属事務所の指示を受け、今年5月から東京一帯で路上公演を行った。
「日本語もできないのに路上公演をし、警察に捕まったりもした。最近は『ハンサムですね』で広く知られ、バンド自体も人気が高まり、ロックフェスティバルに招待されたりもする」。
チョン・ヨンファは芸能番組に初めて入城する「ハンターズ」では、キム・ヒョンジュンとともにイノシシ退治の先頭に立つ。「見た目より体が強いので夜通しで歩哨に立ってもなんともなかった。一歩ずつ前進して万能エンターテイナーとして認められたい」と語った。
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