|
7日午前11市30分、ソウル警察庁広域捜査隊体育館。 警察が押収した模擬銃器類の威力を実験した。 ソウル広域捜査隊のパク・スンベ警査が多連発拳銃「グロック(Glock)」で5メートル先にある乗用車の後面ガラスを狙った。
多連発拳銃は一度に最大30発の弾丸が同時に発射する銃だ。 グロックには直径6ミリの鋼球弾が入っていた。 パク警査が銃を発射した瞬間、ガラス全体が粉砕して四方に飛び散った。 パク警査はもう一つの拳銃「デザートイーグル(Desert Eagle)」で5メートルの距離に置いたビール缶を狙った。 鋼球弾が缶を貫通した瞬間、その穴からビールが噴き出した。
これらの銃は不許可銃器製作業者の代表K(36)が違法に流通させたものだ。 ソウル警察庁広域捜査隊は、違法模型銃器類1500丁余りを流通させた容疑(銃砲・刀剣・火薬類等取り締まり法違反)でKら2人に対して逮捕令状を請求した。 販売業者と購買者の計193人は書類送検した。
KはM-4小銃、グロック拳銃など軍隊で実際に使われる銃器類を輸入または制作して販売した。 この銃器類はドラマ「アイリス」で狙撃手役の俳優が使用したモデル名と同じ。 警察が実験して見せたように「人命を殺傷するほどの性能」を持つ。 シミュレーション狙撃場、大学警護学科研究室などが購入し、「エアソフトガン」と思い込んでインターネットで購入した一般人も多かった。
品質経営及び工産品安全管理法によると、「エアソフトガン」の威力は1.5メートルの距離でA4用紙4枚を通過しない程度でなければならない。 Kが販売した銃の中には、防衛関連業者から部品図を受けて制作したものもある。 警察は「Kはソウル文來洞(ムンレドン)にあるK防衛関連業者で軍用K-2小銃の部品図を受けて模擬銃器を制作した」と明らかにした。
【今日のイチオシ記事】
・ 日メディアの安藤美姫の写真にネチズン困惑
・ タイムズスクエアに広告で進出した韓国ビッグ4
・ 「鉄道ストに破れたヒジュン君の夢、鉄道側で責任とるべき」
・ ドラマ「アイリス」、小説盗作で訴えられる
・ 故・盧前大統領のカレンダー、1日で品切れ
・ <サッカー>金南一、ヴィッセル神戸退団へ
この記事を読んで…