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現代・起亜の海外生産、トヨタ抑え世界一が確実に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車の海外生産規模が2012年にトヨタを上回り世界1位になることが確実視されている。韓国自動車産業研究所と韓国自動車工業協会が6日、現代・起亜自動車と主要自動車メーカーを対象に海外生産規模を分析した結果、現代・起亜自動車は2011年末に364万台の海外生産施設を備え、世界トップの350万台の施設を持つトヨタを上回る見通しとなった。

2012年に現代・起亜自動車の海外生産拠点の中では中国が最も大きい。北京で90万台、上海近郊の塩城で44万台を生産する。次いでインド・チェンナイ、米アラバマとジョージア、チェコとスロバキアがそれぞれ60万台、トルコが20万台、ロシア・サンクトペテルブルクとブラジルがそれぞれ15万台だ。この場合国内生産規模300万台と合わせて年間664万台となり、トヨタ、フォルクスワーゲン、ゼネラルモーターズ(GM)に次いで世界4位への跳躍が可能になる見通しだ。

現代・起亜自動車が海外生産でトヨタを上回ると予想する理由は、トヨタが規模を減らしているのに対し、現代・起亜自動車は持続的に拡張しているためだ。


現代自動車は先月、2011年末の完工を目標に北京で年産30万台規模の第3工場を建設することにした。またブラジル・ピラシカバに同年の完工を目標に年産15万台規模の工場を来年初めに着工する。

これに対しトヨタは昨年の金融危機以降、450万台に達した海外生産を大幅に減らし、今年は300万台未満に縮小した。しかし中国での好調を予想し2011年末まで60万台を増産し年160万台規模を確保する計画だ。トヨタは中国以外で海外生産を増やすよりは国内生産安定化に力を入れる戦略により、2012年に海外生産規模が350万台にとどまる見通しだ。GMも同様にサーブの売却とオペルの構造調整で2012年の海外生産規模は300万台を下回るものとみられる。フォルクスワーゲングループの海外生産は250万~300万台、フォードは200万~250万台が予想される。





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