１９６６年イングランドワールドカップ（Ｗ杯）以来４４年ぶり本大会に進出した北朝鮮（ＦＩＦＡランキング８４位）は「死のＧ組」に入った。ブラジル（２位）、コートジボアール（１６位）、ポルトガル（５位）と同じ組だ。

北朝鮮も韓国と同じように南米・アフリカ・欧州の各チームと対戦する。しかし相手チームの重量感には大きな差がある。韓国と同じ組になったアルゼンチン・ナイジェリア・ギリシャよりもすべて一枚上だ。

ブラジルは現在まで開かれた１８回のワールドカップですべて本大会に出場した唯一のチームで、５回も頂点に立った最多優勝国だ。カカ（レアル・マドリード）、ロビーニョ（マンチェスター・シティ）などトップスターがそろうブラジルは、今大会でも「無敵艦隊」スペインともに優勝候補筆頭に挙げられる。ドゥンガ監督率いるブラジルは効率的で堅いサッカーをするという評価を受けている。


コートジボアールはイングランドプレミアリーグでも最高の攻撃手に選ばれるドログバがいるだけでも怖いチームだ。ガーナとともにアフリカサッカーの新盟主として君臨している。

北朝鮮はポルトガルとは６６年イングランド大会の８強戦で対戦している。前半序盤３－０とリードしていたが、エウゼビオに４ゴールを奪われ、３－５で逆転負けした。今大会ではクリスチアーノ・ロナウド（レアル・マドリード）がいる。

このほか、オランダ・デンマーク・カメルーン・日本のＥ組、ドイツ・セルビア・ガーナ・オーストラリアのＤ組も「死の組」に選ばれる。



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