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米大使、普天間移設問題で激怒

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
在日米軍基地移転合意の履行を先延ばししている日本政府に対し、米国の圧力が強まっている。

ルース在日米国大使は4日、東京の外務省で開かれた両国実務会談で、日本の岡田克也外相と北沢俊美防衛相に対し、両国の合意を守るよう強く求めたと、読売新聞など日本メディアが伝えた。両国は自民党政権当時の06年、沖縄県の普天間米軍飛行場を県内の名護市シュワブ米軍基地に移設することで合意している。

読売新聞によると、普段は温和なルース大使がこの日の会談中、「3人で話をしたい」と述べ、岡田外相、北沢防衛相と会議室で話し合った。日本メディアによると、ルース大使は「鳩山政権がオバマ大統領の顔に泥を塗った。先月の日米首脳会談当時、鳩山首相がオバマ大統領に『信じてほしい』と早期に結論を出すことを約束しながら、危機を免れるとこのような態度を取るのか」というような言葉を浴びせた。顔を赤くしてルース大使は2人に怒声を上げたという。


また年内に結論を出すよう圧力を加えた。日本側はこの日の会談で「普天間基地移設問題を来年に先送りする」という考えを伝えたという。先日まで「既存案に合意したこと以外に方法はない」という外相と防衛相が「すぐには結論を出せない」と通知したのだ。

鳩山首相は3日、「新しい移設地がないか検討してほしい」と述べた。翌日の日本メディアとのインタビューでは「米海兵隊兵力を(米国領)グアムに移転するのが米国による抑止力を考える場合、妥当ではないかどうか検討する必要がある」と明らかにしたりもした。

鳩山首相の態度は外相と防衛相からルース大使の警告を伝え聞いた後も変わらなかった。鳩山首相は5日、「時間的な問題を含めて検討していく」と述べた。



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