株式市場が4日連続で上昇した。ドバイ発のショックからはひとまず抜け出した様子だ。
3日のKOSPI指数は前日終値より23.37ポイント(1.47%)上昇の1615.0で取引を終えた。KOSPI指数が1600ポイントを回復したのは先月26日にドバイワールドが債務返済猶予を要請して以来5営業日ぶりだ。
市場のムードが改善したため証券会社の来年のKOSPI指数見通しも少しずつ高まっている。韓国投資証券は同日、来年の株式市場見通し発表会で来年のKOSPI指数が最高で1915ポイントまで上がると予想した。これに先立ち来年の見通しを発表した多くの国内証券会社のKOSPI指数予想は1800ポイント台だったが、これに比べ楽観的な見方だ。
同社リサーチ本部のイ・ジェグァン本部長は、「韓国経済は中国の大規模内需拡大策と流動性供給の恩恵を受け最も早い回復を見せている。株価収益比率(PER)などを考えると先進市場に比べ韓国の株式市場の相対的魅力は依然ある」と分析した。
また、「来年第1四半期には景気先行指数がピークを過ぎ、株価水準は現在より10%低い1450ポイント台まで調整局面となる。しかし下半期には大きく伸びる可能性が高く、株価調整期を優良銘柄を買う機会として活用すべき」とアドバイスした。これを考慮し、来年の投資推奨業種として自動車とIT、建設を挙げている。
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