韓国が２０１０年南アフリカワールドカップ（Ｗ杯）本大会の組み合わせ抽選グループ配分の結果、第２グループに入った。

国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は２日（日本時間）、南アフリカのケープタウンで執行委員会を開き、Ｗ杯本大会に進出する３２カ国をグループ分けした。

韓国は日本・北朝鮮・オーストラリアなどアジア諸国と北中米のホンジュラス・メキシコ・米国、オセアニアのニュージーランドとともに第２グループに含まれた。


過去のＷ杯２大会の成績と過去３年間のＦＩＦＡランキングを勘案して上位７カ国を選んだ第１グループ（シード国）には、Ｗ杯最多優勝国（５回）のブラジル、前大会チャンピオンのイタリアのほか、スペイン・オランダ・ドイツ・アルゼンチン・イングランドが含まれた。南アフリカは開催国資格で第１グループに入った。フランスの代わりにオランダが第１グループに含まれたのを抜いては予想通りだった。

「ヨーロッパを除いて１組に同じ大陸のチームが重複するのを避ける」という原則に基づき、第３グループは南米とアフリカ国家が、第４グループにはシードを受けられなかったヨーロッパの国が集まった。

韓国としては第１グループではＦＩＦＡランキングが最も低い南アフリカ（８６位）、第３グループでは南米のパラグアイ・チリ・ウルグアイ、第４グループではギリシャ・セルビア・スロバキアが対戦しやすい相手に挙げられる。

半面、第１グループのブラジル・スペイン、第３グループのコートジボアール・カメルーン、第４グループのフランス・ポルトガルと同じ組になれば厳しくなる。

Ｗ杯本大会の組み合わせ抽選は５日午前２時、ケープタウン国際コンベンションセンターで開かれる。