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マッコリ(濁酒)ブームは相当なものだ。 今年1-9月のマッコリ輸出量は4380トンで、金額は356万2000ドルに達した(関税庁)。 前年同期比で輸出量は24%増、金額は23%増だ。 今年輸出されたマッコリの87%が日本へ行った。 韓流ブームとともに「発酵酒のマッコリはヘルシー」という噂が広まっているからだ。
先月23日、米ニュース専門チャンネルCNNはマッコリを集中的に紹介した。 マッコリが再起(a Strong comeback)を狙っている、と評価した。 農林水産食品部はマッコリの消費を促進するため、毎年12月第2週の特定曜日を決め、その年の新米で作ったマッコリ、通称‘マッコリヌーボー’を発売することにした。
種類・色もさまざまだ。 ウェルビーイング成分と健康効果を明らかにするための研究も活発だ。 マッコリの‘健康損益計算書’を見てみよう。
◇焼酎・ウイスキーよりカロリー低い
マッコリはコメを主材料とする穀酒であり濁酒だ。 コメに麹を混ぜて作った酒を濾してできる。 コメのほか、トウモロコシやアワなど、さまざまな穀類から作ることができる。 米粒がそのまま浮いているドンドン酒もマッコリの一種だ。
栄養も豊富だ。 発酵過程を経てたんぱく質・炭水化物・ビタミン・ミネラルと生理活性物質・生酵母が作られからだ。
新羅大学食品栄養学科のキム・ミヒャン教授は「マッコリのたんぱく質含有量はそれほど高くないが(100ミリリットル当たり1.9グラム)、たんぱく質の質(タンパク価)がよい」とし「コメたんぱく質のたんぱく価は豆たんぱく質よりも高い」と説明した。
カロリーはそれほど高くない。 100ミリリットル当たり46キロカロリーで、コーラ・サイダー(40キロカロリー)やビール(37キロカロリー)水準だ。 同じ量のワイン(70-74キロカロリー)・焼酎(141キロカロリー)・ウイスキー(250キロカロリー)よりはるかに低い。 マッコリをダイエット酒と考える人もいる。
栄養高くカロリー低いマッコリ、「健康損益計算書」プラス(2)
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