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つらい時は焼酎、うれしい時はビール

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
通貨危機当時は焼酎の販売が大きく増え、韓日ワールドカップ(W杯)当時はビールがよく売れたことが分かった。国税庁が10年間(97-07年)の酒類出庫量を集計した結果だ。

通貨危機の98年、酒類出庫量は前年(313万4049キロリットル)より6.8%減った。ビール(14.6%)とウイスキー(26.5%)の出庫量が特に減ったが、焼酎はむしろ6.9%増えた。企業の倒産やリストラが相次ぎ、庶民が焼酎で苦痛を癒したと分析される。99年には焼酎を求める人がさらに増え、出庫量が前年比8.6%増えた。

酒類の消費は全国がお祭りムードだった02年、韓日W杯をきっかけに突然増えた。同年の酒類出庫量は330万900キロリットルで、前年比9.1%増えた。このうちビールと焼酎が各10.3%増えた。ビールが10%以上も出庫量が増えたのは異例だ。W杯が夏に開催されたうえ、代表チームの応援の席にはビールが最も適しているという分析だ。盛り上がった雰囲気の中、ウイスキーは20.4%、果実酒も54.4%出庫量が増えた。

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