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<スターデート>打率2割2分9厘でシーズン終えた李承?(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
打撃には流れがある。冷めていた打撃感覚は5月に上がり始めた。しかしここの時から腰が痛くなってきた。腰に手を当てなければ歩いたり走ったりできなかった。トレーナーは休息を勧めた。しかし休めなかった。バットがよく鳴り響いた。それが禍根だった。痛みがなくなるとおかしなことに打撃感覚まで落ちてしまった。痛かったときの無理が生んだ結果かもしれない。バットが鳴らなくなるとチームは7月13日に私を2軍に送った。

2軍は主に昼に試合をやる。昼に試合を行い、家に帰れば息子とテレビで巨人の試合を見る。「パパは何でお家にいるの」と尋ねる。2005年に生まれた息子は「巨人選手の李承燁」しか知らない。私の心も妻の心も張り裂けた。しかし一度も憂いの表情を見せなかった妻はありがたかった。帰国前に2軍は教育リーグ、1軍は宮崎キャンプに向かった。東京に近い訓練場ではリハビリ中の投手と、野手としては私だけ残った。室内訓練場で1人バットを振りながら、「承燁、おまえはこれしかできない選手か」と言いながらわびしさを飲み込んだ。

知人らは慰めてくれた。コンディションを聞いてきたりもし、球団の冷静な起用を叱咤したりもした。しかし私は年俸6億円で打率2割2分9厘の選手だ。すべては自分が背負っていかねばならない。私はプロ野球の選手だ。監督がどのような方式で選手を起用しても選手は一生懸命にやって成績を出せばよい。私は強い気持ちでバットを振り回してすべてのことに勝たねばならない。精神力で押された選手はしっかりとバットを回せないのではないか。弱気で萎縮した自分自身を反省する。自分には恩師とする野球の先輩が何人かいる。しかし彼らに助言を求めはしないだろう。どうせ道を開くのは自分がやるべきことだからだ。

<スターデート>打率2割2分9厘でシーズン終えた李承?(1)

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