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【ニュース分析】オバマ大統領が訪れたアジアは「昨日のアジア」ではない(3)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北核問題では、李大統領が国際社会に提案した北朝鮮核問題の一括妥結案「グランドバーゲン」という包括的アプローチで一致し、今後のロードマップについて話し合ったようだ。オバマ大統領が12月8日という日まで確定し、ボスワース北朝鮮政策担当特別代表を北朝鮮・平壌(ピョンヤン)に派遣すると発表したのは、オバマ大統領が朝米接触の性格を説明し、李大統領から了解を得たことを意味するものだ。北核問題が重大な山場を迎えた時期に、両国の大統領が従来の同盟関係を再確認する土台の上で、対北連携をより強化することで一致したのは励みになることだ。

鳩山首相のアジア共同体構想、米国の一部から提起されている韓日中+米ロによる5カ国首脳会議体、事実上形をあらわした米国と中国によるG2体制、いずれもがアジアの政治・経済に地殻変動をもたらしている。米国だけが新アジアに適応しなければいけないのではない。韓国にも新アジアは挑戦と機会となる。李大統領は今年の春、新アジア外交の抱負を明らかにした。そこに長期的かつ具体的な内容を盛り込めなければいけない。主要20カ国・地域(G20)首脳会議を招致したからといって機内で万歳を呼ぶ幼稚な発想は捨て、米日中3国の利害が相反または調和する同地域で、韓国の能力に合う現実的な役割を見いだして、「新アジア外交」に形式を与え内容を盛り込むのが重要だ。

アジア時代はすでに到来した。オバマ大統領の初の韓日中3国への訪問が、韓国にとって「新アジアという現実に目覚める機会」を与えたものならば、それだけでもありがたいことである。

禁ニュース分析】オバマ大統領が訪ねたアジアは「昨日のアジア」ではない(1)


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