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韓日ワールドカップ(W杯)で韓国ベスト4神話の主役だったヒディンク監督が、北朝鮮の監督スカウトリストの最優先候補になっていることが正式に確認されたという新聞報道がネットユーザーの間で大きな反響を巻き起こしている。44年ぶりにW杯出場を決めた北朝鮮が、経験豊かなヒディンク監督を外国人監督のスカウト対象にしたこと自体が、事実かどうかを離れ関心を呼んでいる。
この報道によると、北朝鮮事情に通じた中国のサッカー関係者は、19日にロシア代表チームが脱落すると「北朝鮮サッカーはエリクソン監督のケースのように、世界的な指導者をほしがっている。ヒディンク監督がスカウト候補のトップであるのは事実。北朝鮮のキム・ジョンフン監督は実際は名誉職だが、世界的な指導者の下でW杯のステージに出て学びたがっている」と明らかにした。ヒディンク監督が司令塔、キム監督がコーチを務めるシナリオだ。
ネットユーザーらの間では「南北平和の呼び水になる」という肯定論と、「北朝鮮に彼を呼ぶ資金はない」という否定論が飛び交っている。肯定論は、「ヒディンク監督が北朝鮮監督を務めれば本当にかっこよさそうだ。2002年の韓国ベスト4入り、2010年には北朝鮮のベスト4進出、ヒディンクよ、南北平和の扉を開け」、「北朝鮮がベスト4に入れば休戦ラインが崩れる。見ていろ」、「やった、北朝鮮もベスト4神話を成し遂げるんだ。おめでとう」、「ヒディンク、北朝鮮監督を務めろ。月給は受け取らずに。それでベスト4入りならノーベル平和賞候補だ」などの意見が出された。
しかし、「ヒディンクの報酬を北朝鮮が堪えられるのか。もしヒディンクが金より挑戦を選ぶなら可能かもしれないが」、「ヒディンクはプロだ。金がなければ見向きもしないだろう。名誉はすでに得られるだけ得た。極度に閉鎖された国のチームを務める理由ははじめからない」、「問題は北朝鮮に金がないということ」などの否定論も多かった。
<サッカー>ヒディンク監督が北朝鮮監督に?賛否めぐり話題に(2)
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