イングランド・スペインなど世界の強豪と評価試合を組むのは簡単でない。 しかし来年はワールドカップ（Ｗ杯）を控え、韓国が‘北朝鮮特需’で強豪チームからラブコールを受ける可能性がある。 ４４年ぶりにＷ杯本大会に進出した北朝鮮のおかげだ。

Ｗ杯本大会で北朝鮮と同じ組に入ったチームの立場としては、韓国ほど適切なスパーリングパートナーはいない。 許丁茂（ホ・ジョンム）監督率いる代表チームは昨年から今年まで北朝鮮と５回も対戦（１勝４分け）している。 北朝鮮の戦力がベールに包まれているため、韓国の株価はさらに高まると期待される。

イングランドサッカー協会長が１７日（以下、日本時間）、ロンドン・ウェンブリースタジアムを訪れた趙重衍（チョ・ジュンヨン）大韓サッカー協会長に対し、来月５日に南アフリカ・ケープタウンで行われるワールドカップ（Ｗ杯）本大会の組み分け抽選の結果しだいでは韓国と親善試合を行いたいと約束したのも、こうした背景からだ。


韓国は２００２韓日Ｗ杯の直前、ホームの利点を生かしてイングランド（１－１引き分け）、フランス（２－３敗）と対戦した。 中国は２００６ドイツＷ杯を控え、韓国戦や日本戦を想定したスパーリングパートナーとして人気だった。



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