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北、西海でミサイル発射の兆し…韓国側軍艦一時緊急待避

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国軍が15日、西海(ソヘ・黄海)延坪(ヨンピョン)島以北、北朝鮮地域に配置された地対艦ミサイル基地からミサイル発射の兆しを捕らえ、非常警戒態勢に突入したことを明らかにした。

軍の関係者はこの日「午後1時ごろ、延坪島以北の北朝鮮海岸地域に多数配置された地対艦ミサイル基地でミサイル発射の兆しが見られた」とし「そのため韓国軍はペンリョン島と延坪島など、北朝鮮側近接地域に配置された哨戒艦などを安全区域に移動させた」と述べた。北朝鮮軍は1時間、ミサイル発射の兆しを見せ、以後、追加の兆しはなかった。韓国軍は特殊装備を通じて北朝鮮群のミサイル発射の兆候を把握した。

北朝鮮軍はミサイル発射のためのレーダーは稼働させなかったと軍の関係者は伝えた。ミサイルと連動したレーダーが作動すればミサイル発射が切迫したものと見なされる。通常1時間以内に標的を決め、ミサイルを撃つことができる。


北朝鮮軍が10日の大青(テチョン)海戦以後、軍事的報復の可能性と関連する動きを見せることは今回が初めてだ。これに先立ち南北将軍級軍事会談北側代表団団長は13日、南側団長に通知文を送り「西海には我々が設定した海上軍事境界線だけがある」とし「今からそれを守るための我々の無慈悲な軍事的措置が取られることになる」と主張した。

軍の関係者は「ペンリョン島などに配置された高速艇2個編隊が緊急対応出動を準備した」とし「たとえ今日、状況は解除されたとしても、北朝鮮軍が地対艦ミサイル基地と海岸砲部隊に警戒態勢を下げて訓練をするものと推定されるだけに注視している」と述べた。

合同参謀関係者は「西海地域の北朝鮮郡に異常な兆しが捕らえられ、前方を警戒中だった韓国艦艇が一部南下した状況が発生した」とし「ほかの地域で特異動向は捕らえられていない」と伝えた。海軍は大青海戦以後、西海に韓国型駆逐艦2隻を前進配置し、万一の事態に備えている。



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