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歌手シン・スンフンが3連作ミニアルバムシリーズ「Love O’clock」を準備するため「3カ月間で5万曲を探し出し、聞いた」と打ち明けた。
シン・スンフンは11日午後2時30分、ソウル江南区狎鴎亭洞(カンナムグ・アプクジョンドン)のジャズバー「ワンス・イン・ア・ブルームーン」で新譜発表に向けたミニコンサートを行った。
シン・スンフンはこの日「昨年までの3年間、意図的に新曲を聞かなかった。自宅にCDだけでも1万5000枚を所蔵し、並大抵のポップや韓国音楽はジャンルと特色を列挙できるほど、一種の“音楽中毒性”が私にあったが、昨年はわざとほかの音楽に似てしまうのを防ぐため、新曲を聞かなかった」と説明した。
シン・スンフンは「アルバムの曲を準備する段階の今年3月から5月まではジャンルを整理したいと思い、インターネットやオフラインでCDを探し出し、5万曲以上の新しい曲を聞いてみた。トレンドとジャンルをまとめつつ聞きながら、家から外にも出ず、音楽に心酔していた」と語った。
シン・スンフンはこの日、多様なジャンルの新曲5曲を次々と公開、注目を集めた。R&Bリズムをベースに、シン・スンフン特有の感性とコーラスが交わった中毒性の強い曲「そうしたら、いいな」から、ミディアムテンポのバラード曲「今、愛する時間」、代表曲「愛痴(サランチ)」に至るまで、豊富な感性とシン・スンフンの音楽的な悩みが感じられ、トラックごとに耳を刺激した。
代表曲「愛痴」はシン・スンフンが3年前にあらかじめタイトルを決めておいた曲で、「愚かな‘痴’」の意味を込めた「愛に苦手で、愚かな人」を指す言葉だ。アップテンポ曲「別れるときに捨てなければいけないもの」とクラシックなピアノの旋律が美しい5番トラックの「温度」も、やはりデリケートな感受性の描写が目立つ。
シン・スンフンは新譜の全曲で作曲とプロデュースを務め、ファン・ソンジェとイ・ヒョンスンが編曲に参加した。シム・ヒョンボとヤン・ジェソンは作詞を担当、アルバムの完成度を高めた。「望み」「ときめき」「愚かさ」「捨てられること」「寂しさ」という5つの感情をテーマに、愛の始まりと別れ、別れの後までを順に収めている。
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