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【噴水台】政丞の家の子犬

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



背がとても小さかった晏子にはすらりとした体格の車引きがいた。最近の言い方で言えば運転手だ。知恵の代名詞として尊敬されている斉の宰相、晏子の車を走らせるという理由で、この男はかなり有頂天だったようだ。常に浮かれていた上、誇らしげに鼻高々な姿を見せていたからだ。

ある日、彼の妻が夫の姿を扉の隙間から眺めていた。その日、夕方、家に帰って来た彼に妻は「別れよう」と要求した。理由を問う夫に妻はこう言った。「宰相は静かに座っているのに、高いところに腰をかけて意気揚々として車を走らせるあなたの姿を見て浅薄だという印象を隠すことができなかった」


司馬遷の「史記」に出てくるエピソードだ。この話の結末はハッピーエンドだ。夫は妻の言葉を聞いて自分の姿が虎のいない隙に乗じてうぬぼれた狐、すなわち「狐仮虎威」の境遇に触れていることを見抜く。続いて彼は自分の過ちを治める。姿勢が変わった車夫を見てその理由を知った晏子が、その点を高く評価して官職席を与えたというのが後日談だ。

政丞の家で育てている犬が死ねば、その日のその家は「門前市を成す」。政丞によく見てもらうために国のすべての宮人たちが弔問に来るからだ。政丞が死ねば状況はその反対だ。権力者である政丞が死んでしまっていないから、訪ねて来る人は逆に珍しいものだ。「政丞の家の犬」の境遇を羨やむ人はだから多い。晏子の車夫が独立的な人格を成すことができずに常に宰相の権力に寄りかかって格好つけている境遇や、「政丞の家の犬」の権力論理を体得した人々が当代の権力者に取り入って、小間使い役をするのはすべて同じことだ。外見は肉厚だが、中身はがら空きのもち米の菓子だ。

親朴槿恵(パク・クンヘ)系列のハンナラ党、李季振(イ・ゲジン)議員が話題だ。「ボス」の意とは反対に世宗(セジョン)市に関する論議に参加するという意思を明らかにしたからだ。狐仮虎威の甘い水におぼれ、独自に思考できない車夫と実力者のペットの境遇を脱ぎ捨てた。どこかにかたよって群れをなす偏党の姿は、韓国政治の日常的風景だ。それでも首都機能を移転するという重大な世宗市の問題をめぐり、派閥首長の見解にうずもれ、開かれた論議そのものを拒否している親朴系議員たちの姿がとてもいたわしい。彼らの胸に付いた金バッチがもったいない。このごろ金の値打ちも上がっているというのに。

劉光鐘(ユ・グァンジョン)論説委員



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