「リスクは高いが北朝鮮には投資のチャンスがある」。国連対北朝鮮特使を務めたモーリス・ストロング元国連事務次長の言葉だ。
ストロング氏は11日、ソウル小公洞(ソゴンドン)で開かれた未来アセット証券投資フォーラムに出席し、南北関係をテーマに基調演説を行った。
ストロング氏は北朝鮮がすでに漸進的開放の道を選択したと考えている。ストロング氏は「北朝鮮はオーストラリアに新しい法人を設立するなど、投資家誘致のために努力中。この投資チャンスをつかむべき」と主張した。
もちろんこれは、北朝鮮問題が‘最上のシナリオ’で展開するという前提で出てきた言葉だ。ストロング氏が言う南北関係で最も良いシナリオは、停戦協定を平和協定に転換し、徐々に南北(韓国・北朝鮮)の統合が進んでいくということだ。
ストロング氏は「ドイツ式の突然の内部崩壊による統一は可能性が非常に低く、安保や経済面でも好ましくない。統一ドイツの教訓は、計画のない統一には莫大な費用負担が伴うということだ」と指摘した。
ストロング氏は「統一で韓国の制度的な力量が北朝鮮の資源と結びつけば、大きな効果をもたらすはず」とし「投資家は安保の脅威という危機をむしろ投資チャンスとして十分に活用するべきだ」と助言した。
10日に発生した西海(ソヘ、黄海)海戦については「驚くことではない」と述べた。こうした突発行動は戦争をしようというものではなく、米国の確実な保障があるまでは核プログラムを放棄できないことを強調するための行為だ、と分析した。
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ストロング氏は北朝鮮がすでに漸進的開放の道を選択したと考えている。ストロング氏は「北朝鮮はオーストラリアに新しい法人を設立するなど、投資家誘致のために努力中。この投資チャンスをつかむべき」と主張した。
もちろんこれは、北朝鮮問題が‘最上のシナリオ’で展開するという前提で出てきた言葉だ。ストロング氏が言う南北関係で最も良いシナリオは、停戦協定を平和協定に転換し、徐々に南北(韓国・北朝鮮)の統合が進んでいくということだ。
ストロング氏は「ドイツ式の突然の内部崩壊による統一は可能性が非常に低く、安保や経済面でも好ましくない。統一ドイツの教訓は、計画のない統一には莫大な費用負担が伴うということだ」と指摘した。
ストロング氏は「統一で韓国の制度的な力量が北朝鮮の資源と結びつけば、大きな効果をもたらすはず」とし「投資家は安保の脅威という危機をむしろ投資チャンスとして十分に活用するべきだ」と助言した。
10日に発生した西海(ソヘ、黄海)海戦については「驚くことではない」と述べた。こうした突発行動は戦争をしようというものではなく、米国の確実な保障があるまでは核プログラムを放棄できないことを強調するための行為だ、と分析した。
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